未来の森をつくる日|チエモク植樹祭2026@下川町のお知らせ
チエモクでは、2008年から北海道・下川町で植樹をさせて頂いています。
これまでに1000本以上の木を植えてきました。
最初は、たった 2人から始まった活動ですが、最近では 毎年30~40人が参加してくださる森づくりイベントになりました。

下川町の森に植えるのは、カラマツやトドマツの苗木です。
下川町の林業では、植える → 育てる → 収穫する → また植える、という約60年のサイクルを毎年続ける「循環型森林経営」という方法で森を育てています。

今回植える苗木が立派な木材として使われる頃、私たちはもういないかもしれません。
それでも、次の世代のために木を植える。
植樹は、未来に向けた森づくりのはじまりです。
この植樹活動は、下川町役場林務課の森づくり専門員の方にご協力いただき、実際の林業の現場で行っています。
植え方の説明のとき、森づくり専門員の方が毎年こう言います。
「皆さんが植えた木は、その場所から一生動けません。雨の日も、風の日も、日照りの日も、ずっとここで生きていく木です。元気に育つように、心を込めて丁寧に植えてください。」
その言葉を聞くと、毎年ちょっと胸が熱くなります。
この小さな苗木は、ここで 60年生き続けて、そうしてやっと木材になります。
私たちが普段使っている木も同じように、いやもっと長い時間を生きぬいて、木材となって私たちの元にやってきたのかも知れない。
そう思うとこの瞬間が、一本の苗木を植えるという行為から、壮大な木の一生に想いを馳せる時間に変わる。
木という素材が、命あるとても大切なものだと実感する瞬間です。

植林地へ向かう途中には、これまでに植えた場所を通ることもあります。
毎回お世話してくださっている職員さんが「ここは〇年前にチエモクさんと植えた場所ですよ」と教えてくれることも。
小さな苗木が、まだよちよちでも森になっていく姿を見ると、とても嬉しくなります。

植樹は山の斜面で行います。少し汗をかきながら、土を掘り、苗木を植える。
1本でも大丈夫ですが、頑張れる人はぜひたくさん植えて下さい。
毎年、だいたい一人5~10本の苗を植えています。自分の手で植えた木が未来の森になる。そんな体験ができます。

植樹のあとは、下川町の温泉に立ち寄るのもおすすめ。
森のこと
木のこと
ものづくりのこと
同じ興味を持つ人同士の情報交換もこのイベントの楽しみです。

チエモクの理念は、「木工で森とわたしたちの暮らしをつなぐ」
木を使う仕事だからこそ、森を育てることにも関わりたい。
そんな思いで続けてきた活動です。
もしよろしければ今年は、あなたも一緒に未来の森を植えてみませんか。
皆さまのご参加を心よりお待ちしています🌱

★チエモク植樹祭2026@下川町★
日時:2026年5月9日(土) 13:00受付開始 13:30出発
場所:下川町役場前駐車場 集合
住所:〒098-1206 北海道上川郡下川町幸町63番地
費用:レクレーション保険料ひとり500円のみご負担ください。
■お申込み・お問い合わせは《チエモク株式会社・三島》まで
〒063-0011 札幌市西区小別沢140番地
電話011-790-7012 FAX011-790-7013
info@chiemoku.co.jp
ご参加お申込みはこちらからどうぞ
https://forms.gle/zpePH3mKd3sXaXVX8
※植樹体験の際のご注意※
★汚れてもよい服装で★
土の汚れや、草かぶれ、虫、日差し等に対策を。
肌を出さない、シャカシャカしたナイロンの上下がおすすめです
特にマダニに注意!下山後は肌にマダニが付いていないかチェックしましょう。
雨天決行です。雨予報の場合にはカッパや着替え、車の中に敷くビニールなどの対策をお願いします。
あるとよいもの;長靴/カッパ/軍手/首に巻く手ぬぐい/虫除け/帽子
★お手洗いを済ませ、水筒を持って★
植樹に山に入ったら、トイレも水道もありません。
出発の前には必ずお手洗いを済ませ、水筒にお水を入れて出かけましょう。
集合場所の下川町役場向かいの町民会館でお手洗いをお借りできます。
■下川町のこと
北海道上川郡下川町は、町の面積のうち90%が森林という林業の町です。
そして、国内でも数少ない「循環型森林経営」を成り立たせている町です。
毎年、森の一部を伐採し、使って、また同じ面積だけ植える、順繰りに木を使わせてもらいながら育て、森のお手入れをしていく、町の敷地でそうやって永遠に森林を保全しながら森の恵みを生み出しつづける取り組みをしています。
一方で、森林のお手入れを十分にするためには、森からの恵みを、できうる限り商品に変えて有効に活用し、次へつなげる資金に換えなければなりません。
材木としての利用はもちろん、製材のときゴミになってしまう葉っぱからは精油を、細い枝は炭に、炭を作る時の煙で薫煙、木酢液をと、切った後の木を一切無駄にしないように活用しています。 また、森林そのものの品質を高めることにも取り組んでおり、2003年には「FSC森林認証」を取得しました。国内11番目、北海道では初めてです。
現在チエモクで活用に取り組んでいる、早生樹材「はんのき」は、下川町の森で植林されたカラマツ・トドマツの間に勝手に生えてくる木=侵入木の1種です。
森の恵みのひとつとして、その価値を高める大切な取り組みと位置付けています。
■「木のいのちに感謝して、森に恩返しをしたい」
木工に携わる者として、地元北海道の森林を育てるお手伝いがしたい、そう思ったとき、下川町の取り組みを知りました。
チエモク株式会社(旧・空沼工房)では、2007年度分から、売上げの一部を下川町に寄付させて頂き、森林作りに使って頂いています。今年で19回目となります。
また、チエモク製品には、すべて北海道産(下川町産含む)の木材を使用。
2008年から、年に一度、実際に下川町へ行き植樹のお手伝いにも参加してきました。
本来、町の業務の一環として平日に行う植樹ですが、弊社スタッフ家族や一般のお客様にも是非この取り組みを知ってほしいからと、下川町役場職員さんのご協力のもと毎年5月の第3日曜日に開催してまいりました。2024年から、その前日の土曜に町主催の植樹祭が開かれることになり、それに合流させていただくことになりました。
自身の手で植えた苗の一生を考えると、また新たな視点が生まれます。大変刺激的な経験になることと思います。皆さんも是非この活動に参加してみてください。
今後も、チエモクのものづくりが続いていく限り、この活動は続けて行きます。
できることからこつこつと、小さな活動ではありますが、少しずつ広げていけたらな、なんて夢も持っています。
みなさんにもこれをきっかけに、森のこと、ひとりひとりの身近な生活のことを考えてみて頂ければ、なによりの幸いです。

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