里山林業シーズンIN!いよいよ森から木が出ますよ!

皆さんこんにちは。

チエモクのある札幌市西区小別沢という地域は、札幌市の市街地からはちょっとだけ外れにあって、周囲を山に囲まれた自然あふれる場所です。

小別沢では、4年前から里山森林環境整備事業(=森のお手入れ)が始まっています。これまでは整備に入るための道を作ったりという下地作りをしていて、今年はいよいよ、私たちの地域の森から伐られた木が木材として出材されることになりました。

ミズナラ
オヒョウニレ
ウダイカンバ=マカバ
オオバボダイジュ=アオジナ
シラカバ
イタヤカエデ
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この日紹介されただけでもこれだけの種類が。
たまんないですね、この多様性が北海道の自慢なんだよなぁ、って。

製品になってしまえばあまり感じないけど、丸太だとすごい「生きもの感」ありますよね?

そんな里山の木々たちのいのちを活かそうと今年4月からスタートしたのが、チエモク食器の新ブランド・手然[TESHICA]。

手然[TESHICA]商品ページはこちら

手然[TESHICA]コンセプト動画はこちら https://youtu.be/2nniag_3WB8

北海道のあちこちで里山整備をはじめ様々な理由があって伐られた木々の行先は、主にチップ(=紙の原料)やバイオマス燃料(=発電用燃料)、最悪は切り捨て(そのまま腐らせて山に返す)や廃棄処分となっていました。
これから私たちは、そのような木材をメインに使って製品を作っていきます。

この多様性あふれる木々たちが製品になると、こんなにも色とりどりで個性豊か。

5月に札幌市中心部のショーウィンドウを飾った圧巻の展示もぜひ合わせてごらんください。

けど、木材は丸太になってすぐ使えるわけじゃない。

なかなか知られていませんが、ここからが長いんですよね~。

この丸太さんたちがチエモクに材料となって届くまでには、少なくとももう半年以上はかかります。

①いま森の中にある丸太を運び出す

②スライスして板にする=製材

③水分を抜いて乾燥させる

そうしてやっと、私たちの手元に加工できる木材となって届きます。

まだまだ先の長い旅だ~(;^_^A

生のまま加工するにはどうしたらいいかってことも研究しなきゃいけないなぁ、と思う今日この頃。

まだまだ勉強勉強です。

writer;三島千枝

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