チエモク株式会社三島です。
光陰矢の如し( 涙
下川町から戻って、あっという間に1か月が経ってしまいました。
遅ればせながら、今年の植樹祭開催報告をさせて頂きます。
私たちチエモク株式会社では、毎年5月に北海道北部の林業の町・下川町で植樹のお手伝いをさせて頂いております。
2008年からはじめて、植樹は今回で17回目を無事に開催することが出来ました。
今年は5月9日、温暖化による気温上昇の影響で、例年より実質2週間前倒しでの開催となりました。
あいにくのお天気で、前日に町民向けの植樹祭が中止となったこともあり、「雨ですけど、本当にやるんですか!?」というお尋ねを何人かのゲストさんから頂くなど(笑)ちょっと波乱万丈感のある滑り出しだったのですが
蓋を開けてみたら、
ちゃんと全員時間に集合してくれて(これがまずすごい!不安だった方もいらっしゃったでしょうに💦)
雨足もさほど強くなく、しとしとぽつぽつ程度の雨で粘ってくれて
カラカラに晴れるよりずっと植樹しやすい、ある意味植樹好適日、いや最適日wでございました(*’▽’)
というのも
・雨ふりの間は羽虫が出ない(上がったとたんにワーッと一斉に出ますよ)
・乾燥した地面より柔らかく、苗を植える用の穴が掘りやすい
・じりじりとした太陽が無いので日焼け、熱中症の心配がない
・何より、大人になると泥んこになることがなかなかないので、案外楽しいwww
そしてなにより、雨は苗にとってもいい条件なのです。
お引越しした先で水不足で乾いちゃって枯れる、という心配がないので根付く確率が上がります。
※育てる林業まめ知識;根付く確率=「活着率(かっちゃくりつ)」といいます。移植や挿し木、植樹をした植物が新しい環境(土壌など)に根を下ろし、枯れずに成長を始める割合のこと
皆さん雨の中、けど本当に良い笑顔で楽しそうに植えてくださってとてもとても嬉しかったです!
今年も、下川町役場森づくり専門員の斎藤さんに、植え方のレクチャーを頂いて、さぁ植樹スタートです!


なんだか毎年ちょっとずつ用意される苗木が増えているような?(笑)
植える手として期待されているとなれば、なんとかして応えたくなるのが人情というもの
出来るだけたくさん植えてお役に立ちましょう!とみんなの士気が上がります。

この苗は、病気に強く、早く成長し雑草に負けずに生き残るように、そして良質な材が取れるようにと改良されたクリーンラーチ(からまつ)のコンテナ苗。この時点ですでに3歳くらいだそうです。
下川町のような育てる林業を支える、苗を作るお仕事や、苗自体を品種改良するお仕事も。植樹よりさらに以前のいろいろな人のお仕事で成り立っているのですね。

ひと縛り10~12本、それをみんなそれぞれ持って(笑)なんともストイックな風景w
さぁ植えましょう~!









今植えた苗が、60年後にはこの切り株のように大きくなり、良質な木材になるようにと願いながら
丁寧に、心を込めて植えました。







皆さん本当にいい笑顔♡
一緒に楽しんで植えてくださり、本当にありがとうございました!
最後に、見て見て!林業にもDXの波が来ています!
↓これが今年の最新兵器!スマホで位置を確認しながら、地面にドリルで穴を掘る、「アースオーガ」というんだそうです。

・・・という感じで、
今年は史上最高の総勢45名で、600本以上のカラマツの苗を植えました。
振り返りますと・・・
2025年は、26名で200本(昨年)
2024年は42名で300本
2023年は25名で150本
2022年は20名で60本
2021年、2020年はコロナ禍で開催できず
それ以前は、本当にスタッフとその家族・友人だけでの実施でしたので、大体10~15名前後で30~50本程度を植える、という感じでした。
年々ご参加者さんも増えて、ついに今年は600本!?
すごいなー( ;∀;)感激ですわ
これだけ集まるとホントに植樹「祭」って言ってもいいよね
最初は、2008年にコバヤシと二人で町民向けの植樹に参加したのが始まりですからね、それを思うとずいぶん仲間が増えたなぁとホントに心強いです!
これまでご参加くださったすべての皆さまに感謝申し上げます。
※おまけ※調べてたらその時の写真出てきたので読者サービス(笑)

下川町は林業のまちです。
毎年伐って毎年植えて、1歳から60歳の林地をぐるぐる回すように60年のサイクルで木を育てる「循環型森林経営」と呼ばれるやり方で林業をしています。
毎年伐って、毎年植えてを続けていけば、これからもずっと木材を出し続けることが出来る。これぞサステナブル!資源はなくならない、というのが本当にすごいなと思っています。
今回植樹した場所も、つい半年くらい前までは立派に育ったカラマツの森だったのを、伐採=収穫し終わった場所。ちょうどこの切り株の数だけ、丸太を収穫したということです。そこに間髪入れずに植えていくのです。

今伐って使っているのは、60年前、まだ私たちが生まれる前に、同じように誰かの手によって植林された木々たち。これが毎年毎年ずっと続いてきて、これからもずっと続いていく仕組みだということが、素晴らしいと思うのです。
なので、その素晴らしい仕組みに乗っかって、私たちは2008年から毎年(コロナで2年出来ない年あったけど)植樹のお手伝いをさせていただいています。
そして、チエモクメインの樹種・ハンノキは、この下川町の植林地に勝手に生えてくる「侵入木」。
誰が植えたわけでもないけど、ほとんどの林地にいくらかは必ず生えてきて、植えた木と一緒に育っていくんだそうです。
今年も、通りすがりの林道の脇に、並木のように生えている赤ちゃんハンノキをたくさん見つけました。
メインの針葉樹を育てる副産物として採れるハンノキもまた、サステナブルな木材だと思っています。
この植樹祭は、5月第2土曜日にこれからも毎年続けていきますので、
ご都合が合えば、みなさま来年もぜひご一緒致しましょう!
初めての方も、お気軽にご参加くださいね!お待ちしております(^▽^)
開催報告は②へつづく・・・→https://chiemoku.co.jp/2026/06/14/1959/

