【2025年4月1日発売】
里山材でつくる木のうつわ、手然[TESHICA]

節分も過ぎて、雪まつりが始まり賑わっている札幌です。

ブログの更新はすっかりご無沙汰してしまいましたが、

今年度もずっと準備に明け暮れていたこの新製品のこと、ようやくお知らせできるところまで漕ぎつけましたので、少しお付き合い頂けましたら嬉しいです。

これまでも、

・北海道産木材だけで作るということ、
・人工林の侵入木で早生材のハンノキを使った製品を作ること、

それぞれにハードルの高い取り組みに挑戦してきたチエモクですが、

実は7年前に小別沢に越してきたときからずっとやりたいやりたいと思いつつ、多くの障壁にぶちあたりなかなか実現できなかったこと、

それが「里山材の活用」です。

この度、念願だった里山材ブランドの立ち上げに、ついに挑戦することにいたしました。

ブランド名は、手然[TESHICA]。

2025年4月1日から販売を開始いたします。

手に抱く自然。

工房のある札幌市西区小別沢地区には、豊かな森が広がり、
「手然 TESHICA」は、その美しい自然の造形にインスパイアされました。
ひとつとして同じ形のない個性的な木々に、
夜空を明るく照らす月、さらさらと流れる川の水音。
森から得た自然の繊細な美しさや心地よさを、手のひらで抱けたら。
そんな想いで、ひとつひとつ丁寧に作り上げています。
素材は、すべて森林整備によって出る里山の木材で
木の種類も、木目も、色も、すべてが一期一会の仕上がりです。
チエモクらしさはそのままに、より洗練されたデザインで
普段使いからハレの日、ギフトまで、幅広い用途でお使いいただけます。

里山材は、都市周辺の森の手入れに伴って出た木材のこと。
手然[TESHICA]は、森林環境整備のためなど理由があって伐られた木を、チップ材ではなくありのまま木材として活用し、次の森林環境整備へつながるよう価値を循環させようという試みです。
森とひとをつなぎたいという想いも込め、製品のデザインは森のなかの自然物がモチーフ。

自然が生み出す魅力あふれる形状を、森の多様性をそのまま再現したブランドとして、様々な樹種を使って表現していきます。

均一性を求められるプロダクトの宿命を乗り越え、本来素晴らしいことである多様性をどのように価値につなげていけるのか。

それが出来れば、北海道が誇る広葉樹の種類の豊富さが、製品の最大の武器となることでしょう。
これまでのプロダクトの概念を外れるほどの、多様性とサステナビリティへのメッセージを携えて打ち出す新ブランド、手然[TESHICA]。
まさしく一期一会、あなただけの一品となります。

大切な方へのギフトや、特別な日の食卓を演出するためのおもてなしの器にピッタリです。

【Product】

水面の皿 (23cm・26cm)

満月の皿 (20cm・23cm・26cm)

小石の皿 (三角・四角・楕円)

木の葉のカトラリー (バターナイフ・スプーン・フォーク)

【Brand Director】

亀山 圭一 (株式会社ズック)

【Product Director】

三島 千枝 (チエモク株式会社)

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