3年ぶりの開催!チエモク植樹祭@下川町

チエモク株式会社では、2008年から毎年、下川町で植樹のお手伝いをさせて頂いております。
お庭や公園木の植樹と違って、本物の林業の現場で、60年後に立派な木材になるよう育てるための木を植えます。
昨年、一昨年は新型コロナウィルスの影響で中止となりました( ;∀;)が、今年こそは開催したい!と計画を進めることになりました。もしよろしければ皆さんもご一緒にいかがでしょうか。

からまつの苗
カラマツの苗

★下川町で植樹体験をしよう!★
日時;2022年5月22日(日) 9:30(お昼前には終了します)
場所;地域間交流施設「森のなか ヨックル」管理棟前駐車場 集合
   住 所:〒098-1204 北海道上川郡下川町南町477番地
   電 話:01655-4-3101 https://morinoseikatsu.org/yokkuru/
そこから町有林内へ各自の車で移動して植樹をします。(乗合いも可、ご希望の方はお知らせください)
木の命のつながりを実感できる貴重な機会です。皆さん奮ってご参加ください。
費用;レクレーション保険料ひとり300円のみご負担くださいm(__)m

■お申込み・お問い合わせは
《チエモク株式会社・三島》まで
〒063-0011 札幌市西区小別沢140番地
電話011-790-7012 FAX011-790-7013
info@chiemoku.co.jp
お申込みフォームご用意しました!
https://forms.gle/FATuovKSUR4fCvq69

ご家族でどうぞ!
からまつの切り株
伐採されたカラマツの切り株

※植樹体験の際のご注意※

★汚れてもよい服装で★
土の汚れや、草かぶれ、虫、日差し等に対策を
肌を出さない、シャカシャカしたナイロンの上下がおすすめです
長靴/カッパ/軍手/首に巻く手ぬぐい/虫除け/帽子

★山に入れる車かどうか★
林道は砂利の道です。車高の低い車は入れないこともあるので注意が必要です。

★お手洗いを済ませ、水筒を持って★
植樹に山に入ったら、トイレも水道もありません。
朝、出発の前には必ずお手洗いを済ませ、水筒にお水を入れて出かけましょう。

■下川町のこと
北海道上川郡下川町は、町の面積のうち90%が森林という林業の町です。
そして、国内でも数少ない「循環型森林経営」を成り立たせている町です。
毎年、森の一部を伐採し、使って、また同じ面積だけ植える、順繰りに木を使わせてもらいながら育て、森のお手入れをしていく、町の敷地でそうやって永遠に森林を保全しながら森の恵みを生み出しつづける取り組みをしています。
一方で、森林のお手入れを十分にするためには、森からの恵みを、できうる限り商品に変えて有効に活用し、次へつなげる資金に換えなければなりません。
材木としての利用はもちろん、製材のときゴミになってしまう葉っぱからは精油を、細い枝は炭に、炭を作る時の煙で薫煙、木酢液をと、切った後の木を一切無駄にしないように活用しています。 また、森林そのものの品質を高めることにも取り組んでおり、2003年には「FSC森林認証」を取得しました。国内11番目、北海道では初めてです。

現在チエモクで活用に取り組んでいる、早生樹材「はんのき」は、下川町の森で植林されたカラマツ・トドマツの間に勝手に生えてくる木=侵入木の1種です。
森の恵みのひとつとして、その価値を高める大切な取り組みと位置付けています。

■「木のいのちに感謝して、森に恩返しをしたい」
木工に携わる者として、地元北海道の森林を育てるお手伝いがしたい、そう思ったとき、下川町の取り組みを知りました。
チエモク株式会社(旧・空沼工房)では、2007年度分から、売上げの一部を下川町に寄付させて頂き、森林作りに使って頂いています。今年で14回目となります。
また、チエモク製品には、すべて北海道産(下川町産含む)の木材を使用。
2008年から、年に一度、実際に下川町へ行き植樹のお手伝いにも参加してきました。
本来、業務の一環として平日に行う植樹ですが、スタッフ家族や一般のお客様にも是非この取り組みを知ってほしいからと、下川町役場職員さんにお願いして毎年5月の第3日曜日に開催させて頂いております。
自身の手で植えた苗の一生を考えると、また新たな視点が生まれます。大変刺激的な経験になることと思います。皆さんも是非この活動に参加してみてください。
今後も、チエモクのものづくりが続いていく限り、この活動は続けて行きます。
できることからこつこつと、小さな活動ではありますが、少しずつ広げていけたらな、なんて夢も持っています。
みなさんにもこれをきっかけに、森のこと、ひとりひとりの身近な生活のことを考えてみて頂ければ、なによりの幸いです。

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